Tomioka Winery SINCE 1976

富岡ワイナリーについて

私たちのワイナリーは1976年の春、3ヘクタールの原野にワイン醸造専用の葡萄を育てるところから始まりました。
創業にあたりワイナリーを代表する製品として「山ぶどう」に着目し、「採取した山ぶどうを畑で育てる」という当時としては国内初の試みに情熱を傾けました。
流通している苗木からの栽培でさえ定植から葡萄の収穫までは7年以上の年月が必要です。栽培自体が手探りの山ぶどうを醸造用として製品化するというアイデアはある意味冒険でした。

また乙部町の富岡地区というのは乙部岳から遊楽部岳へと連なる渡島半島の中央部に位置し、国内最大の野生動物といわれるヒグマの生息地。朝、畑仕事に向かうと周辺に足跡が残っているなど、リアルな冒険にも遭遇します。
一方そんな深い自然の賜物として、良質な地下水にも恵まれています。また畑の周りが自然に囲まれ、乾いた風が吹き込む事で病害の影響を受けにくく、夏場には海から強く吹く風が地表に熱がとどまるのを防ぐなど自然に大いに助けられる事で、栽培は順調に進み現在では10ヘクタールの自園圃場を管理しながら、ワインを醸造し、瓶詰め、ラベル貼りまでこなすという、本格的なワイン造りを続けられています。

ぶどう栽培へのこだわり

温暖な気候と北国特有の長い日照時間、ぶどう熟期に必要な夜と昼の寒暖差。富岡ワイナリーには、ぶどうの生産に必要な三大要因が整っており、ヨーロッパ系のぶどう栽培に適しています。
富岡ワイナリーではフランス・ボルドーワインの代表品種メルローや、セイベルといったフランス系ワイン品種を栽培。フランス・ブルゴーニュ地方の白の品種で日本でも好まれるやや辛口のシャルドネ種も栽培しております。

創業時から力を入れた山ぶどうの栽培も収穫量は少ないながら継続しており、酸味が強く、山ぶどうらしさが色濃い限定ワインとして2年に一度という少ない醸造ながら、個性豊かな味わいのワインとして、発売当初よりご好評をいただいております。