2006年10月、本格焼酎「喜多里」の生産拠点として黄金千貫の生産地、北海道厚沢部町に新工場が完成。原料の鮮度と焼酎造りに欠かせない旨い水が手に入るこの地で、いよいよ「喜多里」が本格的に醸造されます。いままで限定的な販売でご不便をお掛けしておりました方々には深くお詫び申し上げるとともに、来春出荷を予定しております新工場産の「喜多里」にご期待いただきたく、新工場内での仕込みの流れを設備とともにご紹介させて頂きます。

受入れた穀類原料(米や大麦など)をホッパーに入れ、ルーツブロアを使いドラム室へ空気移送します。
芋貯蔵倉庫
契約農家より届いた原料芋は調湿機能付きの倉庫にて鮮度を損なわぬよう保管します。
麹原料を洗い、蒸気で蒸します。蒸した原料に麹菌を合わせ保温して麹を造ります。
原料は洗浄後(米や大麦などの穀類は水に漬けて吸水後ドラムで、芋類は連続芋蒸機で)蒸されます。冷却後、二次仕込みに使用されます。
製麹ドラム
2,000kgの製麹ドラム 2機
芋処理室
手作業で選別します。
連続芋蒸機
連続で芋を蒸すことができます。(1時間に2トンの処理能力を持ちます。)
麹・水・酵母を加えて一次醪を仕込みます。
一次仕込室
6kL樹脂ライニングタンク7本
一次醪に蒸した主原料と水を加えて醗酵させます。二次醪は2〜4週間ほどで醗酵が終了します。
二次仕込室
18kL樹脂ライニングタンク 20本
熟成二次醪をポットスチル(単式蒸留機)で蒸留します。各原料に合った方法で丹念に蒸留が行われ、それぞれの原料の特性が生かされた風味豊かな原酒が作られます。
ポットスチル(単式蒸留機)
3トン、5トンの常・減圧兼用
蒸留機各1機
原酒はタンクの中でゆっくりと熟成します。蒸留直後の原酒は刺激的で荒々しい風味を有しています。熟成によって風味の欠点が除かれ、まろやかな風味へと変化します。
貯蔵タンク
12kL貯蔵タンク4本、24kL貯蔵タンク6本

貯蔵甕
貯蔵用の専用甕が100本。
温度湿度の安定した地下室で
原酒が貯蔵されます。
壜詰機
熟成した喜多里が壜詰機で詰められ打栓機で王冠が打たれます。更にラベルが貼られ厳重な製品検査が行われた後、北海道各地に出荷されます。