北海道産直 黄金千貫

黄金千貫って知ってますか?

ビニールハウス風景黄金千貫(こがねせんがん)とは本格芋焼酎の原材料となる有名なサツマイモの品種で、1966(昭和41)年に命名登録されました。

白い皮と白い果肉が特徴ですが北海道ではサツマイモと言えば焼き芋に使われる紅色の青果用品種がポピュラーで、黄金千貫を最初に見たときは長くてゴツいジャガイモの一種?という印象を持ったものでした。

そもそもサツマイモは熱帯地方が原産地とされ薩摩芋の名が表すように南九州地方を中心として普及し、薩摩藩=さつまいもの名前が広がったとされています。今現在でも収穫量の大半は九州から関東方面までで北海道では馴染みの薄いイモなのです。

それどころか、そもそも北海道での栽培は無理だと思われていました。

どうして?黄金千貫なのか

ビニールハウス風景本格芋焼酎の代表銘柄としての黄金千貫は、加工用原料として開発された品種で焼酎の原料として生まれて来たとも言える芋なのです。

風味豊かで、でんぷん質が凝縮している大型の芋である事から、本格芋焼酎の原料として最適です。しかし、一方で収穫後3、4日程度で劣化し、冷凍保存も効かないデリケートな素材としての側面もあります。

また、昨今の焼酎ブームによる原料不足で国内生産が間に合わず中国からの輸入に頼る酒造メーカーもあると言われています。当社では何よりも品質に対するこだわりと、旨い酒を醸す条件として水との関わりを重要視。

2003年より北海道厚沢部町での試験的栽培に着手してきました。
いよいよ安定的な栽培にも目処が立ったことを受け、同町内に本格焼酎の為の新工場を用意し2006年秋より本格的な生産を開始いたしました。

3月[育苗開始]

温度湿度管理されたビニールハウスで
苗造りの作業が始まります。
種芋を丁寧に手際よく並べていきます。
育苗開始

4月[苗床の草取り作業]

条件を整えたハウス内では苗ばかりでなく雑草も元気。
大切な苗に気を配りながら人手で草取りをしてゆきます。
完了後の整然とした苗床の姿は壮観。
苗床の草取り作業

5月[植え付け作業]

一本ずつ丁寧に手作業で抜かれた苗を
いよいよ畑に植え付けです。
植え付け角度にも研究の成果が…(右上写真)
もう、今から収穫が楽しみ。
植え付け作業

6月[活着状況]

しっかりと水を含んだふかふかの畑で
植え付けた葉は枯れ落ち、
勢い良く新芽を伸ばしている黄金千貫の苗。
厚沢部町の作物を支える鶉ダムも
豊かな水をたたえています。(左上)
活着状況

7月[順調に成長]

まめに雑草を取り除き手入れの行き届いた畑で
栄養を蓄えていく黄金千貫。
順調に成長

9月[収穫間近]

畝が見えなくなるほど大きく成長した黄金千貫の葉。
あとは収穫を待つばかり。
収穫間近

10月[収穫]

畑を覆っていた葉が刈られ、
いよいよ待ちに待った収穫です。
形、サイズとも申し分なしの黄金千貫が
どんどん掘り起こされていきます。
あっと言う間に満杯のトレーがトラクターに山積み...。
収穫